福神信仰と画僧古カン作品を紹介、島根県出雲市で「薬師寺の福神信仰と画僧古カン-中近世の薬師寺の福の神-」開催

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

島根県出雲市の出雲文化伝承館で、国宝東塔大修理竣工ならびに同館開館30周年を記念して、薬師寺の中近世の福神信仰を紹介するとともに、画僧古カンの世界を紹介する特別展「薬師寺の福神信仰と画僧古カン-中近世の薬師寺の福の神-」(※画僧古カンの「カン」の漢字は石偏に間)が5月9日(日)まで開催中。観覧料は、一般800円、高校生以下は無料。

日本の古典絵画技法を用いて吉祥天画像の当初の姿を復元した「平成本 吉祥天画像」(薬師寺蔵)写真は主催者提供


法相宗大本山薬師寺は、680年に天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願し、藤原京に建立を発願されたことに始まり1300年の歴史を誇る。古くから護国仏教と神仏習合として福神信仰があり、国宝吉祥天画像をはじめ、境内社や子院において大黒天や毘沙門天、弁才天など多くの「福の神」が祀られている。

【写真】大きな臼を前に杵を振り上げ餅をつく大黒天を描いた「餅つき裸大黒天図」明誉古カン筆(画僧古磵研究会蔵)写真は主催者提供


また、薬師寺には江戸時代前期に活躍した浄土宗の画僧・明誉古カン(1653-1717)の作品も多く所蔵されている。古カンは伝統的な仏画を描く一方、ひょうひょうとした墨彩画も多く残り、なかでも大黒天は有名で、その親しみ深い「だいこく様」は人々に愛された。

福の神と初公開の寺宝も観られる縁起のいい特別展「薬師寺の福神信仰と画僧古カン-中近世の薬師寺の福の神-」に出かけよう。

新型コロナウイルス感染拡大予防対策

【屋内・屋外区分】
一部屋外
【スタッフ対策】
手洗い・うがい・手指消毒/マスク着用/定期検温・体調管理の徹底/距離を意識した接客
【施設・会場内の対策】
窓口等に飛沫防止パーティション設置/定期的な換気/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置
【来館者へのお願い】
三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来館自粛/咳エチケット/入館時の手指消毒・検温/マスク着用/混雑時の入館制限
【その他】
来館者に新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストールのお願い。その他、当館の対応は、公式サイトに記載しております

※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格はすべて税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

この記事の画像一覧(全5枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

花火特集

花火特集

全国約800件の花火大会を掲載。2024年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

花火大会人気ランキング

ページ上部へ戻る