金魚と“岐阜の和”がコラボ!「アクア・トト ぎふ」で、金魚を紹介する企画展を12月10日までの期間限定で開催中

東京ウォーカー(全国版)

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岐阜県各務原市の世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」は、金魚を紹介する企画展「きんトト今昔物語ー時代を彩る金魚たちー」を2023年12月10日(日)まで開催している。今回の企画展では、江戸時代に飼育されていた品種から明治以降に作り出された品種、そして近年の新品種まで紹介している。

水中を優雅に泳ぐ金魚たちを鑑賞することができる


江戸から明治、そして近年の品種を紹介

金魚は日本人にとって最も親しみのある生き物の一種。金魚を飼育した経験のある人は多いのではないだろうか。金魚にはさまざまな色や形の品種があるが、それらはすべて野生のフナの仲間から人間が品種改良を重ねて作り出したものだ。

【写真】江戸時代に飼育されていた品種から明治以降に作り出された品種、近年の新品種まで紹介


金魚を上から見る「上見」と、横から見る「横見」で展示

ガラス容器が普及する以前、金魚は池や鉢で飼育し上から観賞する「上見(うわみ)」が一般的だった。それに対しガラス容器で横から観賞することを「横見(よこみ)」という。展示では主に江戸時代から日本にいた品種を上見で、明治以降の品種を横見で鑑賞することができる。

金魚を上から観察できる「上見水槽」のブース


金魚を彩る和紙や工芸品

会場では、1300年の歴史をもつ美濃和紙や工芸品などが金魚たちを彩る。また、館内の別会場では、美濃和紙あかりアート作品の一部を展示し、岐阜県の伝統文化とのコラボレーションを楽しむことができる。

岐阜県の伝統文化とのコラボレーションも楽しめる

長良川の清流と伝統から生まれた美しいあかり。美濃和紙あかりアート作品の一部展示も行われている


特別ワークショップや限定スイーツ、グッズの販売も!

ちぎった美濃和紙を貼り付けて、オリジナルのあんどんを作る

美濃和紙に直接触れることができる、「美濃和紙でミニあんどんづくり」のワークショップを開催。

開催日:2023年10月14日(土)、15日(日)、11月4日(土)、5日(日)、12月2日(土)、3日(日)
時間:10時〜16時

1Fの「フィッシュタンク」ではオリジナルグッズの販売も

館内のショップでは和紙を使った製品や金魚雑貨、オリジナルグッズなども販売。オリジナルの「金魚飴缶」は、飴が金魚のイラストを描いた缶に入っているので、飴を食べたあとは小物入れとして利用できる。

■企画展概要
「きんトト今昔物語ー時代を彩る金魚たちー」
期間:2023年7月14日(金)~12月10日(日)
場所:世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」1F 特別企画展示スペース(岐阜県各務原市川島笠田町1453)
展示内容:生体展示、パネル解説など
料金:入館料のみ
※入館料:大人1780円・中高生1400円・小学生900円・幼児(3歳以上)500円

今回の企画について担当者に話を聞いてみた。

「(今回の企画の狙いは?)日本人にとって親しみのある金魚は、すべて野生のフナの仲間から人間が品種改良を重ねて作り出したものです。江戸時代に飼育されていた品種から明治以降に作り出された品種、そして近年の新品種まで、金魚を通してその長い歴史を感じ、金魚の魅力をあらためて味わっていただければと思います」

「(今回の企画のイチオシは?)本記事でも紹介いただいている、上見と横見という観賞方法の違いを体感していただけます。岐阜という地域ならではの展示を目指し、伝統工芸品である美濃和紙を使った装飾をはじめ、岐阜提灯、岐阜和傘、美濃焼きなどの展示も加えることで、和の雰囲気を演出しました。会場全体の雰囲気を楽しみながら、金魚を観察することができます」

「(ユーザーへのメッセージは?)身近な生き物である金魚の歴史や時代に応じた観賞方法を、実際に体感することができる展示です。また、岐阜の伝統文化とのコラボレーションは、思わず写真を撮りたくなるのではないでしょうか。カメラやスマホを片手に、楽しんでいただければと思います」

美濃和紙や工芸品などが金魚たちを彩る本企画展、岐阜県の伝統文化と金魚のコラボレーションをぜひ楽しんで。

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